お伊勢さん菓子博が終わり、間もなく2ヶ月になりますが、久しぶりの書き込みです。
菓子博での評価が良かった為、テレビが5本、新聞等が3種、それらの打ち合わせを
含めると、1ヶ月以上の取材になったのです。
為れない仕事で大変だけど、これも経験、ありがたい事です。
梅雨期とはいえ、私個人は結構忙しく、仕事仕事の毎日です。
そんな私でも、僅かな仕事の合間、休日を利用して、今、鳴門で話題の
コウノトリを一羽製作しました。
最初はコウノトリの目がイヤで製作意欲なかったけれど、作り始めると
コウノトリはその目が全てと思い、気持ちを入れ、作りました。
とは言え1羽では孤独で、やはりコウノトリには、家族がいるなと感じ
２羽めを思案しているところです。

おりしも梅雨真っ只中、福岡県、大分県の大雨の被害にあわれた方々の
御見舞いを心よりお祈りもうしあげます。

日頃は格別の御引立を賜りまして誠にありがとうございます。
弊舗の営業時間と鳴門っ娘について、お知らせと御願いがございます。現在たくさんの御用命を頂いておりまして、懸命に製造を致しておりますが、品切れをする事が多々ございます。その際、店舗を早い時間帯で閉店させて頂くことがございます。また、インターネット・お電話などの御注文に対しまして通常より発送にお時間を頂いております。１本１本手作りのため、大量生産ができませずお客様に御迷惑をお掛けしております。誠に申し訳ございませんが何卒宜しく御願い申し上げます。店主

お伊勢さん菓子博オープン２週間、会場の雰囲気は
分からないけど、会場に行った人達から、現場の様子を
報告してくれています。携帯電話の社会、本当に凄いです。
まるで実況中継です。仕事しながらもう３回ぐらい、
会場へ行った気分です。
私は目の前の仕事に追われ最終日(１４日)にしか行けないですが
ずっと気になっているのが、、菓子博執行部の目標の
入場者６０万人の数字です。
毎日昨日の入場者数チェックしています。
規模は全然違うけれど、私は過去、５年続けて個展しました。
個展は自分の力で全てやらなければなりません。
成功の判断は集客の数です。

菓子業界の皆様ゴールデンウイークが過ぎれば家業少しは落ち着く
と思います。
菓子屋の底力、最後の１週間、「お伊勢さん菓子博」を
大いに盛り上げましょう。会場へ行きましよう。

４月２０日は匠の技の審査です。技術者はその結果を求め
精進を重ねてききました。
２０日に発表があると思っていたが結局この日はなし。
翌日(２１日）ＡＭ１０時に発表との事、「伊勢博」公式ホームページを
開くと先ず一般菓子の部で、鳴門っ娘が「名誉総裁賞」に選ばれ、これには
びっくり、「菓子博」は私にとって工芸菓子以外考えていなかったので
思いがけない受賞で感激しました。
緊張の中工芸菓子を開くと私の「秘境　奥祖谷に凄む」が早々に
出てきたので、思わずガッツポーズ。つまり2冠達成です。
最高の結果になりました。
なにより、この爺バカ、孫魁星との約束が果たせてホッとしました。
魁星23日に家族で会場に行き私の作品を大いに自慢、いつもの魁星節が
炸裂したそうです。ほんとうに可愛くありがたい孫です。


この作品は工芸菓子のコーナーに掲載しています。

４月１７日午後チャーターした４トントラックに菓子博に
展示する作品を積込む作業をした。当日は雨風とも強く
きつい作業となった。それでもこれも試練と思い、ほぼ
完璧に近い荷つくりが出来ました。
１８日早朝伊勢会場へ向い１１時頃に到着、早速展示作業にかかり、仲間に
助けられ、４時位には納得する展示が出来ました。
後は美味しいお酒を飲んで爆睡です。

翌日は朝食をすませ伊勢神宮内宮へ向った。
２年前に散策した記憶が甦り、やはりお伊勢さんは回を重ねる程良さがわかる
気がした。
正宮近くに来ると、偶然、和菓子界の若きトップ技術者、土江徹君に会った。
彼とは本当に縁がある。参拝後、赤福さん本店でお茶をしながら商売の事、銘菓の事等
意見交換し、お互い昨日飾り付けした工芸菓子が気になり会場へ向った。
無事形を保っていたので、安心して土江君とも別れの言葉を交わし会場を後にした。

帰りの際、彦根城、たねやさんの３店舗見学、買い物し一路、四国鳴門へ
きつく、ながく、それでも有意義な２日間でした。・・・・つづく。

日頃は格別の御引立てを賜りまして厚く御礼申し上げます。
4月21日より三重県伊勢市におきまして、菓子博覧会が開催されます。地元の皆様には御迷惑をお掛け致しますが、上記に伴いまして19日（水曜日）を臨時休業させて頂きます。
弊舗から、工芸菓子作品と鳴門っ娘を出展させて頂きます。何卒宜しく御願い申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

開幕が目の前に迫った菓子博、忙しい家業の合間での準備
出品、出展するお店の人達は本当に大変だと思う。
かく言う私も年末年始から鳴門っ娘の製造に日々追われ
他の商品が全く出来ない、情けない限りです。
そんな中でも、菓子博では鳴門っ娘の販売が決まっている。
・・・愚痴は言うまい、工芸菓子、鳴門っ娘とも、悔いの無い様に
展示、販売が出来る様頑張るだけです。
鳴門っ娘は毎日全国各地から問い合わせや注文が入ります。
菓子博でどんな反応があるか注視します。

さあー後数日体調を整え、ベストの状態で望みたいです。

菓子業界最大のイベント「お伊勢さん菓子博2017」の開幕が1ヶ月あまりに
迫ってきました。徳島県菓子組合も大会を盛り上げるべく、いろんな案を
練っているようです。
特に5月3日が徳島の日で、阿波踊りをメインに、いかに徳島をアピールできるか
執行部は大変なようです。
ひと事では無く、私達技術者も徳島の工芸菓子の技術力をアピールするべく奮闘
しています。
私は、過去2回菓子博に参加出来なかったので、今回は早目に準備にかかり
１小間でよいのに、欲張って２小間を担当して、張り切ったあまり、作品２点の
重量が台座を合せると300ｋｇ位になってしまった。
その輸送を相談した大手の運送会社数社、全てに断られ、最後は地元の知り合いに
御願いして引き受けてもらった。まさに救いの神である。
後は無事に運べるか、思いどおり展示できるか工芸菓子の世界は本当にいばらの道です。
その分、完成した時の充実感、展示出来た時の満足感、それまでの苦労が吹き飛びます。

さあ本番までもうすこし魂を入れて頑張ります。

２月も今日が末日、明日から別れの３月です。
本当に月日の流れは速いです。
さてテーマの「娘と孫」今日は何の日、実は２月から
孫娘「都和」が言いだしっぺの空手の稽古に行っているのです。
少し太めの都和が自分からやりたいといったので、婿殿も賛成したらしく
魁星も喜んで一家でその気になっている。傍らで見てても結構ほほえましい。
しかし孫はともかく、この娘、親から見ると、暇な時くらいゆっくり体を休めたら
良いと思うのだがじっとしていない。そのせいか、何時も顔の肌荒れているのが
気にかかる。
我が娘は小さい時から何事にも本当に積極的で、私とは正反対の性格です。
店の経営、対外面もいまでは娘がほとんどこなしているのが現実です。

娘と孫、うるさく賑やかな親子、傍で見ていると結構楽しく面白い。

弊舗の年末年始は、鳴門っ娘の注文、店での販売に追われここ3年生産が追い付かず
和菓子職人として本当に情けない気持ちのまま1月を過ごしてしまった。
そんな中でも、徳島県菓子工業組合、青年部、徳島二六会の新年賀礼会に出席し
多数の人から「現代の名工」の祝福を受けました。
やはり同業者はありがたいです。
我が家での1月の吉報はやはり、愛孫「魁星」が難関のF小学校に合格した事だろう。
本当に魁星頑張りましたおめでとう。
この魁星、地元のテレビ局から出演の依頼がきています、どんなパフォーマンスを
見せてくれるやら楽しみです。
魁星が試験前、この爺バカと約束をしていました、僕がF小学校に合格したら
爺は伊勢の菓子博で日本一にならなあかんよと、なんとも重い十字架を背負って
しまった。
しかし工芸菓子の大作を作るには、数年、数ヶ月、モチベーションを保つには
魁星との約束は心強く大いに励みになっているのも事実です。

爺も頑張るわ。　　　　　　次は「都和」だな。