登録商標・道薫坊を語る時、触れておかなければ
ならないのが、私と大江先生との出会いです。

 昭和48年、修業先の大阪より和三盆糖製御干菓子店開業の為、鳴門(北灘町折野)へ帰郷、
同49年大津町大代へ移転し、和三盆糖製御干菓子製造のかたわら、
この鳳月坊美術展に登場する工芸菓子に情熱を持っていた私が、
徒歩2,3分のご近所に住まわれていた先生と出会うのに時間は要りませんでした。

度々、先生の仕事場へ出入りさせていただき、先生もまた、
散歩の途中によく私の仕事場に立ち寄って下さいました。

 そのうち、御菓子で首(かしら)を作りたくなり、先生にいろいろ相談した折、
木偶のルーツを探れば、恵比寿が起源との事でした。

 そこで当初は恵比寿でやろうと考えましたが、
商売繁盛の神様を焼いて食べてしまうと言うためらいで中止しました。

 それから私の婚約が決まり、先生より「何か、お祝いに画いてあげる。」
とのうれしい申し出があり、あつかましくも前述の恵比寿と傾城阿波の鳴門巡礼歌に登場する
十郎兵衛親子をお願いしました。

 この画に大変感動し菓子作りを決心いたしました。
菓銘も3点ほど調査しましたがいずれも登録済の返事でした。
 
 そこで先生に相談の結果、「道薫坊」なら絶対に大丈夫と言われ、さっそく調査、
ここにうれしく登録商標・道薫坊が誕生しました。

 正式に登録後20年も過ぎ、今回ホームページをリニューアルするに当たり、
改めて大江先生の人と成りを我が家が所有する作品を通じてご紹介したく、
掲載させて頂きました。

 1人でも多くの方に御高覧頂ければ幸いです。御高覧くださいませ



 鳳月坊主人 谷崎 勉

では、どうぞ




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