四国は熱い
タイトルの通り今年の四国は熱くなりそうです。
四国88ヶ所を弘法大師が開いて今年で1200年になるそうです。
昨年大晦日に親しくしている5番札所(地蔵寺)の住職と話した折、大手旅行社のJTBが、
6月30日迄の半年間、大大的にお遍路さんを送り込む企画があるそうで本日(1月12日)迄に
早くも70台のバスの予約があると話していました。
加えて「徳島ヴォルティス」のJ1昇格。地元鳴門も大いに沸くでしょうね。

私個人もJTB本社の企画「日本の旬四国,おもてなしの達人」で達人の一人に選ばれ

4月1日~9月30日迄の半年間、来客があるそうです。私の「おもてなし」はやはり「工芸菓子」です。
早ければ今月末にもJTB本社発のHPにて動画が放映されるそうです。

又、「究極のお土産」のイベントの他5月22日~1週間5回目の個展の要請があり、行う方向で準備に入らなければと気を引き締めているところです。

とにかく今年は四国も私も熱くなりそうです。
新年
皆様明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
弊舗、年末年始は「鳴門っ娘」に忙殺される毎日でした。
さすがに年明け8日になると少しは落ち着いてきました。それでも和三盆の方が遅れぎみなので暫くは忙しいです。
「究極のお土産」のイベント次から次と入って来ますが、県外ばかりなので対応が大変です

今年は私にとって大きにな節目の年になりそうです。健康に気をつけ一つ一つ着実に歩んで行こうと思っています。

とにかく今年の四国は熱くなりそうです。
年末年始の営業時間のご案内
日頃は格別のお引き立てを賜りまして、厚く御礼申し上げます。年末年始の営業時間を下記の通りご案内させて頂きます。
12月30日(月)9時半~12時まで
   31日(火)9時半~12時まで
1月1日(元旦) お休み
  2日(木)  お休み
  3日(金)  9時半~12時まで
  4日(土)  9時半~16時まで
  5日(日)  定休日
  6日(月)通常営業9時半~18時まで
尚、12月31日以降にインターネット通信販売・お電話・FAXでご注文を頂きました商品は年明け3日からの発送とさせて頂きます。何卒宜しくお願い申し上げます。
プロ魂
今回の「世界にも通用する究極のお土産」に選定された「鳴門っ娘」に関して、新聞、テレビ、出版社等、多くの人達に取材を受けましたが、、今回も又、その道のプロは妥協を許さない姿勢に心打たれた、悔いを残さない仕事をしたい思いが強く感じられた。レンズ越しに最高の場面を捉えるカメラマン、全てを仕切る、プロデューサー。私も少しはなれたのか最近は余りNGを出され無くなった。やはり何事も慣れである。
本来なら2月1日2日は、タビカレの企画で東京ビックサイトでの即売があり、弊舗も出店を予定していたのだが、よく検討の結果今回は諦めた。その後直ぐに和歌山でのイベント案内が届いたからです。先ずは近くから1歩1歩です。
「鳴門っ娘」は以前から関東方面へもネット販売にて発送させて頂いていましたが、この度、都内で3ヶ所販売する事になりました。又近いうちにお知らせいたします。

4月、5月といろんなイベントが予定されています。詳細は後日案内申し上げます。
スタッフ日記 12月9日
よいお天気に恵まれた日曜日。
弊舗の最大最強のパートナーである
上板の「岡田製糖所」さんに伺いました。

ちょうど今の時期は
和三盆糖の原材料である砂糖きび「竹糖」を収穫し
砂糖きび汁をしぼる時期だそうです。

製糖工場の外には
農家から運び込まれた砂糖きびが山積みでした。

アルプスの少女ハイジのわらのベッドのように
大きなシーツをふわ~っとかけて寝っ転がったら
気持ち良さそうです。

この竹糖のしぼり汁を煮詰めたものが「白下糖」。

このあと白下糖を麻布でつつみ
重しをかけ糖蜜分を抜いていきます。

糖蜜を抜いた砂糖に水をつけて練り
さらに重しをかけて糖蜜分を抜くという作業を繰り返します。

この作業をお盆の上で3回繰り返したので
「和三盆糖」という名前がついたと言われています。

糖蜜を抜くほど白いお砂糖になるそうです。

岡田製糖所さんはお庭もとても美しく
植木の植栽も見事なものです。
桜の時期にはいつも社員一同お花見に伺い
手厚いおもてなしをしていただいています。

ぜひ見学にいらしてみてください。
http://www.wasanbon.co.jp/
スタッフ日記 12月8日
大塚美術館の目の前にある
まるで御殿のような立派な大塚保養所「潮騒荘」。

今日はそちらで
鳴門が誇る大塚グループの
茶道クラブ創設50年のお茶会が行われました。

弊舗では主菓子「寒牡丹」と
御干菓子「紅梅」をご用意させていただきました。

私も朝一番にお菓子の納入に伺い
そのままお茶席にも入らせていただきました。

実は私、
お茶のお作法はまったく心得ておらず
前日に付け焼き刃でお稽古をつけてもらったので
かなりの緊張感の中
お茶をいただいてきました。

「前から5人までと最後の1人にならなければ大丈夫」
と教えられていたのに
モタモタしてたら最後の席に座ってしまい
冷や汗をかきました。
付け焼き刃はいけませんね。

潮騒荘も、お茶室「清心亭」も
とても手入れの行き届いた美しいところです。
広い芝生には雑草のひとつも生えていないし
ほんとにきれいにお掃除されていました。

日頃からよほど丁寧にすみずみまでお手入れされているのでしょう。
決して付け焼き刃ではありませんでした。
何事も日々の積み重ねが大事です。

和菓子屋とお茶の世界は切っても切れないもの。
もしもまたこんな機会をいただけたら
心地よい緊張感をもって
心を落ち着けてお席に着けるよう
ちゃんと勉強しておかないといけないなと思います。

ほんとにいい経験をさせていただきました。
鳴門っ娘
世界に通用する究極のお土産9点に選ばれてからこの「鳴門っ娘」広い範囲で世間を騒がせています。えっ芋、何故芋が、不思議でしょうね。・・・これこそがすでに私の術中に入っている。

それほどこの「おいもさん」発売当初から話題になりました。近い将来エピソード集を出そうと思っています。何故と言う御人、一度手にして食してください。後は何にも言いません。

以前から「鳴門っ娘」知ってる人達に報告すると、そりゃー当然ですよと何人かに言われ拍子抜けしました。
弊社は少しは自信あっての品評会でしたが、都心で、この地味な、しかも小さい「芋の菓子」、
115点の中から短時間で一品選んだ目利きの先生、手前勝手ですが、凄い御人だと改めて
感じました。
明日は地元のテレビ局の取材が入っています。暫くは「鳴門っ娘」との深い付き合いが続きそうです。
お土産
見出しにお土産と書きましたが、この企画、観光庁主催の「世界に通用する究極のお土産」と題して9月の半ば頃、こんな催しがあると、鳴門商工会議所から案内が弊社にありました。私は他にイベントを予定していたので、乗り気でなかったのですが、娘がやる気になり、エントリーしました。
アルコールを除いた全ての食品、しかも全国で10品、常識では選ばれるとはとても思えないが、娘は時間の無い中果敢に挑みました。
暫くして1次審査の発表があり1次審査通過115点の内、何と弊舗の商品7点応募の内6点が1次審査を通過しました。
この報に私も俄然やる気になり本腰を入れました。

迎えて11月29日、東京明治記念館、娘と気を引き締め最終審査に臨んだ。
会場にはギリギリ間に会ったが、その時点ではすでに気負い負けか、他社の商品、大手を振って展示されていた。
逆に弊舗は6点最多の1次通過がかえって本命商品のインパクトを薄める要因になり苦戦しました。
展示スペースの狭さ、加えて私の積極性の無さ、一時はこんな筈ではと思いましたが、商品力には絶対的自信があつたので、粘り強く頑張りました。

結果弊舗の看板銘菓「鳴門っ娘」「世界に通用する究極のお土産」9点に選ばれました。
「鳴門っ娘」は徳島の誇る「阿波和三盆糖」「鳴門金時芋」の原材料で誕生した地域密着、究極の逸品です。発売以来話題沸騰、エピソードには事欠きません。


この度選んでいただきました、目利きの先生、本当にありがとうございました。


おかげ様でこの「鳴門っ娘」12月2日(月)日本テレビAM8時「スッキリ!!」にて放送していただけるそうです。お時間のある方「鳴門っ娘」見ていただければこの上無く嬉しいです。

今後一層精進します。ありがとうございました。
秋の茶会
暑く長かった夏が過ぎ、秋のおとずれと思い気や、もう冬のおとずれである。
本当に今年は夏から冬ですね。
それでも茶の湯の世界は予定どうり行事を進めている。

秋は茶会めじろ押しです。お菓子屋はありがたい反面、頭を悩ます時季でもあります。
かく言う私は、先日京都の実相院門跡にて2回目の「心のお庭プロゼェクトチャリチィ茶会」に
招かれ出席しました。

秋の京都、11月半ばの京都へはおそらく初めてと思う、通年この時季は仕事に追われて何処にも行けなかった。
実相院の紅葉、知る人ぞ知る紅葉の名所です。

美しい庭を眺めながら、夕刻お席入り、適度の緊張の中、濃茶を頂き、お道具の拝見、心づくしの点心等、正に京都ならではの「おもてなし」を受け茶の湯の素晴らしさを改めて感じました。

本当に実相院門跡のお庭、紅葉、ライトアップ、幽玄の世界、脳裏に焼きつきました。

次は徳島市の「瑞巌寺」茶筅供養茶会、大塚潮騒荘「静心亭」と茶会は続きます。

29日には東京で大きな催しがあります。頑張ってきます。
スタッフ日記 11月13日
当店看板娘の都和ちゃん(1歳)、
ついに歩き始めました!

私が初めて都和ちゃんが歩く姿を目撃したのは
夕方作業場でかかっていた阿波踊りのぞめきに合わせて
しっかり両腕を挙げてくるくる回っているところでした。

歩き始めが阿波踊りとは
もう根っからの阿波女です。

さて、鳳月坊の生菓子も秋から冬に移ろいます。

先週までは赤と黄色のグラデーションが美しい紅葉した葉で
大納言の粒あんをくるりと巻いた『照葉』。

今週は、形は同じでも
渋い焦げ茶の葉の上に氷餅という白い粒を
霜のようにパラパラとまぶした『木枯らし』に。

今週の始めになって『照葉』が欲しいとご注文頂いたお客様に
「あのー、、、
   枯れ葉になってしまいました」
おずおずと『木枯らし』を差し出した美和ちゃんに
思わず吹いてしまいました。

それにしても
今年は夏から冬になるのが早い!
秋の服を着る間がありません。